【心理学】相手を好きになってしまう「吊り橋効果」とは?

心理学
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吊り橋効果」って何?

吊り橋効果」という言葉はよく目にしたりするけど、そもそも、どういう経緯でこの定説が生まれ、どういう効果があるのだろうか。

今回は、相手を好きになってしまう「吊り橋効果」を紹介したい。

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「吊り橋効果」の概要と意味

吊り橋効果」(Suspension Bridge Effect) とは、元々、1974年に心理学者のドナルドダットンとアーサーアロンの実験によって唱えられた理論。

高さ70メートルの吊り橋を男性に渡らせてから、女性と対面すると、その女性がより魅力的に見え、好意を持つという結果が得られた。

つまり、吊り橋を渡るという恐怖心による心拍数の上昇が恋愛のそれに置き換わったことを意味する、という。

吊り橋効果」の原語 (suspension bridge effect) の意味は、以下のとおり。

The suspension bridge effect is a scientific and psychological term used to describe a biological reaction in our psychology when we are under pressure. When we experience external stimulus that ignites our adrenal response, it plays a strange role in our minds and interpreting our environment.
(吊り橋効果切迫した状況下での生物学的反応を説明する際に使用される科学的、心理学的用語。副腎反応を引き起こすような外部刺激を経験すると、心の中では、それらの状況に対して通常とは異なる解釈をしてしまう)

引用元: English-Grammar-Lessons.com

 

どういう効果があるの?

デートで相手から好意を持ってもらいたい場合は、特に、遊園地のジェットコースターや、お化け屋敷など、心拍数が上がるような状況に置くと、吊り橋効果が得られやすい、と考えられている。

このように、「吊り橋効果」は、デートのシーンでよく使われるが、普段の人間関係でも応用ができそうだ。

例えば、何かのサークルなどで、一緒に体を動かすゲームをやったり、あるいは、一緒に汗を流すスポーツをするのも心拍数が上がり、仲間意識が芽生えるので、効果的だ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、相手を好きになってしまう「吊り橋効果」を紹介しました。活用できるシーンで参考にしていただければと思います。

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