【ことばの意味】「パンドラの箱」とは? 箱の中には何が入っていたの?言葉の使い方も紹介!

ことばの意味
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パンドラの箱」ってよく聞くけど、どういう意味なのだろう?

パンドラの箱って何?」「パンドラの箱には何が入っていたの?

そういう疑問に対して、今回は、「パンドラの箱」の意味、パンドラの箱の中身、その教訓、言葉の使い方について紹介したい。

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「パンドラの箱」の意味

パンドラの箱」は、ギリシア神話に登場する、この世のあらゆる災厄を収めた箱のこと。

美しいパンドーラーを見たエピメーテウスは、プロメーテウスの「ゼウスからの贈り物は受け取るな」という忠告にもかかわらず、彼女と結婚した。そして、ある日パンドーラーは好奇心に負けて甕を開いてしまう。すると、そこから様々な災い(エリスやニュクスの子供たち、疫病、悲嘆、欠乏、犯罪などなど)が飛び出した。

引用元: Wikipedia

 

パンドラの箱の中身は?

箱の中には、「疫病、悲嘆、欠乏、犯罪」など、さまざまな災難が入っていた、ということだ。これらが一斉に世界に飛び出したために、世界は、災いに苦しめられることになった。

ただし、パンドラが蓋を締めたときに唯一残っていたのが「希望」だったので、人は、心の中に「希望」を持って生きられるようになった、とのこと。

 

パンドラの箱の教訓は?

普通に考えると、開けてはいけないと言われていた箱を開けたために、不幸が訪れた、とのことなので、「言われたことは守りましょう」、という教訓を思い浮かべるかもしれない。

しかし、パンドラーのやった行為が人間の象徴と考えると、パンドラーは、好奇心 (=欲望) に負けて開けてしまうので、人間は欲望には勝てない、ということが導き出される。

さらに、それによって不幸になるけれど、それでも希望は残されている。乗り越えることは可能、ということを教えているのではないだろうか。

 

「パンドラの箱」という言葉の使い方は?

よくないことが起こるきっかけになるときに使えるので、以下のような表現ができる。

・「ついに、パンドラの箱を開けてしまったね」
・「それは、パンドラの箱だから、触れないほうがいいよ」
・「開けてはいけないパンドラの箱かもしれないよ」

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「パンドラの箱」についてまとめてみました。

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