「村八分」ってよく聞くけど、どういう意味なのだろう?
「村八分には、どういう由来があるの?」「残りの二分は何?」
こういう疑問に対して、今回は、「村八分」の意味、その由来について紹介したい。
「村八分」の意味
以下の説明によると、「村八分」とは、村の掟を破った者対する制裁のことで、現在では、集団で特定のメンバーをいじめることを指すようだ。
村八分(むらはちぶ)とは、村落(村社会)の中で、掟や秩序を破った者に対して課される制裁行為であり、一定の地域に居住する住民が結束して交際を絶つこと(共同絶交)である。転じて、地域社会から特定の住民を排斥したり、集団の中で特定のメンバーを排斥(いじめ)したりする行為を指して用いられる。
引用元: Wikipedia
「村八分」の由来と残りの「2分」は何?
「村八分」の由来と「残りの二分」は、以下のとおり。
村八分は、江戸時代から行われた習慣である。
村八分の「八分」とは、十分ある交際のうち、葬式と火事の際の消火活動の二分以外は付き合わないという意味からで、のけ者にすることを「八分する」とも言った。
十分のうちの八分は、「冠・婚礼・出産・病気・建築・水害・年忌・旅行」である。
村八分の語源には、上記のほか、払い除けて信用しない意味の「撥撫(はつむ)」が転じ、「八分」になったとする説もある。引用元: オールガイド
つまり、「村八分」の「八分」とは、「冠・婚礼・出産・病気・建築・水害・年忌・旅行」を意味し、十分ある交際のうち、二分以外は付き合わないということから、のけ者にすることを「八分する」とも言った、ということのようだ。
残りの二分は、上記の説明のとおり、「葬式」と「火事」というのが定説のようだ。
たとえ、村八分にされても、葬式と火事だけは協力しないといけなかったということか。
現代でも、「村八分」という言葉は生きており、ニュースなどでも、よく耳にするキーワードでもある。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「村八分」についてまとめました。参考にしていただければと思います。
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