プログラミングでは、データを入れておく変数を使ってデータを処理する。
今回は、Python で使う変数、変数名のルール、変数の型の意味、変数の使い方を紹介したい。
変数とは?
変数とは、値を入れる箱のこと。左側の変数と右側に値をイコール (=) で結ぶ。これによって、値を変数に一時的に代入することで、変数の値を使うことができる。
変数名のルールは?
変数名には、以下のルールがある。
・先頭に数字は使用できない。
・大文字と小文字は区別される。
・変数名に使用できる記号は、「_」(アンダーバー) のみ。
・変数名に「予約語」は使用できない。※予約語:すでに決まっている意味を持つ文字列のこと (例:and, as, if, class, else など)
変数の型とは?
型とは、変数に入れる値が文字列なのか、整数なのか、論理式かなどを指定するもの。
ただし、Python では、変数の型は宣言しないため、特に意識しなくてもいい。
型には、以下の種類がある。
型 | 内容 |
str | 文字列 |
int | 整数 |
float | 浮動小数点数 |
bool | 論理 |
list | リスト |
tuple | タプル |
変数の使い方は?
数値を使う
Jupyter のノートブックを開いて、以下のように、「number = 300」、「number」を入力し、「Shift」+「Enter」を押す。
「300」が表示された。
文字列を使う
「name1 = ‘田中’」、「print(name1)」を入力し、「Shift」+「Enter」を押す。
「田中」が表示された。
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