プログラミングでは、条件分岐を使って処理方法を変えることができる。
今回は、Python で使う分岐の意味、比較演算子の種類、分岐処理の使い方を紹介したい。
分岐とは?
分岐とは、条件が該当する場合に処理を行う命令のこと。
分岐には、単純な分岐と複数条件の分岐があり、その形式は、以下のとおり。
単純な分岐
If 条件が満たされた場合に、1つの処理を行う。
複数条件の分岐
If 条件が満たされた場合に、処理1を行い、満たされない場合は、処理2を行う。
比較演算子の種類は?
条件で使う比較演算子の種類は、以下のとおり。
比較演算子 | 意味 |
== | 等しい |
!= | 等しくない |
> | 大なり |
< | 小なり |
>= | 以上 |
<= | 以下 |
分岐処理の使い方は?
単純な分岐の例
Jupyter のノートブックを開いて、以下のように、「number = 150」、「if number > 100」、「print(‘100以上です’)」を入力し、「Shift」+「Enter」を押す。
number = 150
if number > 100:
print('100以上です')
「100以上です」が表示された。
複数条件の分岐の例
次に、「number = 150」、「if number > 150」、「print(‘150以上です’)」、「else:」、「print(‘150以上ではありません’)」を入力し、「Shift」+「Enter」を押す。
number = 150
if number > 150:
print('150以上です')
else:
print('150以上ではありません')
「150以上ではありません」が表示された。
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