「アリとキリギリス」のあらすじは? アリとキリギリスのどっちが幸せ?
今回は、「アリとキリギリス」の概要とあらすじ、教訓、アリとキリギリスのどっちが幸せだったか、について紹介します。
「アリとキリギリス」の概要とあらすじ
ご存知、「イソップ物語」は、古代ギリシアの寓話作家、アイソーポスによって書かれたもの。その中の一つとして有名なストーリーが「アリとキリギリス」
夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはヴァイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだい?」と食べ物を分けることを拒否し、キリギリスは飢え死んでしまう。
引用元: Wikipedia
「アリとキリギリス」の教訓
危機管理の教訓として読むのが普通かなとは思う。来るべき災害に向けて蓄えておかないと、困ってしまうよ、ということであろう。この物語は、現代でも十分に通じる内容だ。
ただ、上記のあらすじでは、アリは、キリギリスに食べ物を与えず、無慈悲なアリという印象があるけど、実は、分け与えたというストーリーもあるようだ。どっちだろう?
アリとキリギリス、どっちが幸せ?
結論は、アリよりもキリギリスが充実した人生を送ったのではないだろうか。
つまり、人生が短いか長いかに関係なく、キリギリスは、その間、ヴィアイオリンを弾いて、歌を歌って過ごした。
キリギリスは、好きなことをして、人生を楽しんだとも言える。一方、アリは、働きずくめで、そんな楽しみは一切ない。得られたのは、食べ物を確保できたことだけ。
それを考えると、一概に、アリはよくて、キリギリスは、よくなかったとも言えないのではないだろうか。
視点を変えると、この物語も違って見えてくる。
どっちが幸せか、幸せとは「人生を有意義に過ごす」ということであれば、これは、キリギリスの勝ちと言えそうだ。ただ、食べ物のことも考えておくべきだったのに、とは思う。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、アリとキリギリスの教訓と、どっちが幸せだったかにフォーカスして紹介しました。
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