Python でファイルリストを作成したいと思うことはないだろうか。
Python でファイルリストを作成したい場合、os ライブラリの listdir 関数を使うと便利だ。
今回は、Python でファイルリストを作成する方法を紹介したい。
Python でファイルリストを作成する方法
Python でファイルリストを作成するには、os ライブラリの listdir 関数を使用する。
listdir 関数の形式
listdir 関数の形式は、以下のとおり。
実際の操作方法は?
任意のフォルダー (ここでは、例として「C:pdf」) が存在し、その中に5ファイルが含まれていることを確認する。
Jupyterlab を起動したあと、以下のソースコードを入力し、「Shift」+「Enter」を押す。
import os
def list_files(directory):
files = []
for filename in os.listdir(directory):
filepath = os.path.join(directory, filename)
if os.path.isfile(filepath):
files.append(filepath)
return files
# 特定のフォルダーのパスを指定してファイルの一覧を取得
directory_path = 'C:\pdf'
files_in_directory = list_files(directory_path)
print(files_in_directory)
各行のコードの意味は以下のとおり。
コード | コードの意味 |
import os | os ライブラリをインポートする。 |
def list_files(directory): | list_files という関数を定義する。引数として directory を受け取る。 |
files = [] | 空のリスト files を作成する。ここにファイルのパスが追加される。 |
for filename in os.listdir(directory): | os.listdir(directory) を使って、指定されたディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリの名前を含むリストを取得する。それらの名前をfilename という変数に1つずつ代入する。 |
filepath = os.path.join(directory, filename) | os.path.join(directory, filename) を使って、ディレクトリとファイル名を連結して、ファイルの絶対パスを作成する。これにより、ファイルの絶対パスが変数 filepath に格納される。 |
if os.path.isfile(filepath): | os.path.isfile(filepath)を使って、filepath がファイルかどうかを確認する。ファイルであれば、次の処理に進む。 |
files.append(filepath) | ファイルであることが確認された場合、そのファイルの絶対パスを files リストに追加する。 |
return files | 取得したファイルの絶対パスのリストを返す。 |
directory_path = ‘C:\pdf’
files_in_directory = list_files(directory_path) print(files_in_directory) |
特定のディレクトリのパス (ここでは、「C:\pdf」) を指定する。 それを出力する。 |
入力したソースコードが実行され、「C:pdf」のファイルリストが表示された。
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